秋の連ドラは男目線でヒットを狙う!?

 いよいよ秋の連続ドラマの放送がスタートした。連ドラ主演が約4年半ぶりという福山雅治を起用した『ガリレオ』(フジテレビ系)など、話題作が多い秋の連ドラ。視聴者の反応はいかに? ということで、まずは初回の視聴率をまとめてみたのが下表だ(視聴率はビデオリサーチ関東地区調べ)。『ガリレオ』は24.7%とかなりの数字を取っている。これは前期(7月スタート)の連ドラで平均視聴率が20%を超えたものがなかったことを考えると、かなりの好スタート。実際、2話目、3話目も20%を超えており、久々に大ヒットの予感を漂わせている。このほか『医龍 Team Medical Dragon2』も21%、深夜枠の『SP(エスピー)』(詳しくは後述)も14.5%と、序盤戦はフジテレビの一人勝ちだ。

 フジテレビのスタードダッシュが成功した要因は何だろうか? 例えばガリレオでは、普段あまりドラマを見ない男性層の取り込みに成功したと推測できる。男性にも人気のある東野圭吾原作のミステリーを『海猿』(2005年)など“男ドラマ”が得意な福田靖が脚本化するなど、「既存の若い視聴者層を残しつつ30代以上の世代、特に男性視聴者も獲得したい」というフジテレビの戦略がピタリとはまった結果のようだ。

10月〜12月の3ヶ月は各テレビ局がドラマに力を入れる時期だそうで。

今回面白いと思うというかとりあえず見てるのは

ガリレオ

福山と柴咲のやりとりがなかなか楽しい。
犯人役で出てくる毎回のゲストが、なにげに毎回少しずつ豪華になっているのも良いかも
昔の古畑任三郎を思い出させます。

なんか、事件の謎を解くのに、むりやり科学でこじつけていて、「そりゃね〜だろ〜」と思うこともありますが、そんなのはドラマの1エッセンスで、実際は福山と柴咲のやりとりがメインなんだろうなぁと思っちゃいます

働きマン

なんか惰性で見てるけど、う〜〜〜〜〜〜ん

医龍 Team Medical Dragon2

前回、まぁまぁ面白かったので見てみたけど、今回も大外れじゃないよね

ハタチの恋人

明石家さんまと、市村正親のノリが面白いのと、やっぱり長澤まさみの可愛さだけで数字を取ろうとしている感じが見え見え。
でも、明石家さんま演じる主人公が、長澤まさみに持つ感情はおじさん族にはちょっと来るかも

スワンの馬鹿!〜こづかい3万円の恋〜

いや〜、これもおじさん族の琴線にふれる内容だわ
でも、たいていの40代おじさん族は上川隆也ほど二枚目じゃないし、奥さんが田中美佐子じゃないし、娘は美山加恋ちゃんじゃないのだ

しかし、ドラマ内でマドンナと言われている芦名星がまったくマドンナに見えないのは俺だけだろうか?

モップガール

これ、おもろい
ストーリーは深夜枠のありがちな感じですごい面白いというわけではないが、北川景子谷原章介の軽快なやりとりと、脇を固める人たちの良い感じのからみ方が全体におもしろさと軽快さを出している。
北川景子って初めて見たけど、たぶん新しいキャラクタを頑張ってるんじゃないのかな

SP(エスピー)警視庁警備部警護課第四係

なんか見ちゃってるなぁ。
面白い訳じゃないんだけど、全編になぞめいた雰囲気をずっと残しているので、それが気になっちゃってるだけかもしれない。
まんまとだまされてる感じ